入院や通院治療でうつ病を克服!【医師による根気良く心休まる治療】

基本症状があるか

看護師

診断基準に基づいて

うつ病における基本症状は、抑うつ気分と興味または喜びの著しい減退があげられます。重要な症状として、9つ挙げられることがありますが、この基本症状を伴わないケースでは、医学的にうつ状態にあると診断されることはありません。抑うつは気分の変化であり、気持ちが落ち込んだり、未来に希望が持てない、虚しいなどと表現されることが多いです。毎日、ほとんどの時間をうつうつとしては、悲観的な考え方ばかりをもって過ごします。ふさぎ込んでじっとしている姿や涙を流している姿がみられ、周囲の人が励まそうとしても頭を振って受け入れない状態がみられることもあります。この状態まで見受けられるときは、入院の検討も必要です。また、興味または喜びの著しい減退は、普段、興味があることを楽しめなくなっている状態のことです。趣味にもすっかり興味を失ったり、家族や友人と話したり外出しても楽しめないことがあります。家族や友人、恋人への関心も失われるので、周囲の人からすると人が変わってしまったように見えます。これらの基本症状のどちらか、あるいは両方が見られ、同時にほかの症状も2週間以上見受けられる場合、うつ病だと診断されるのが通例です。ただし、初診の際が、たまたまうつ状態で、躁状態を持っていることもあります。躁エピソードにあてはまるものはないか総合的に判断し、入院の必要性なども考慮していきます。うつ病にはいろいろなタイプがあり、診断基準に基づいたものがあります。混合性のうつ病は、抑うつエピソードの期間中に気分が異常に高揚する躁状態がみられるものをいいます。抑うつと躁を交互に繰り返すものは、双極性障害といいますが、同時期に双方の症状が重なる場合は、混合性タイプです。このタイプは、後に双極性障害に発展する重大な危険因子でもありますので、経過を慎重に見ていく必要があります。そのため、入院治療が最適です。また、不安性タイプのうつ病もあり、不安性の苦痛を伴うタイプです。張り詰めた感覚や緊張感があり、自分でコントロールできなくなるほどの不安を持つこともあります。強い不安は治療を困難にして、長引かせる要因をもっています。加えて、生命力の衰退にもつながりやすいので、不安障害と区別をつけるためにも、正確な診断を受けることが大事です。そのうえで、適切な治療計画のもと、焦らずに治療を続けることが重要です。異常に落ち着かない、何か恐ろしいことが起こるかもしれないという恐怖が伴う時には、薬物治療の効果が出るまでの間、一時的に入院することも可能です。加えて、正確な診断をつけるために、治療経過を見守っている間、入院するという方法もあります。

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